以前から興味のあった、完全ワイヤレスイヤホンをついに購入しました。
今回は初めてということもあり、格安のcheero Wireless Earphonesを購入してみました。
簡単にスペックを紹介すると、Bluetooth4.2、A2DP・AVRCP・HFP・HSP、SBC・AAC、再生周波数は20Hz~20kHz、IPX4の防水、3時間の連続再生といったところでしょうか。
最低限のスペックで、価格はAmazon直販価格で4680円(発売記念で3980円)というコスパ高めのラインを狙った商品なのでしょう。
肝心の音質の方ですが、こちらも値段なりというところですね。
AAC320kbpsの曲をWalkman(NW-A10)で再生してみましたが、ホワイトノイズが若干気になるのと、低音の弱さが目立ちました。ホワイトノイズについては屋外であればほとんど気にならない程度ではないかと思いますが、低音の弱さはちょっと残念な感じです。
手持ちのイヤホンとの音質比較は CHE-615-BK (本製品) < Q1000 << EHP-CH1000SV というところです。
EHP-CH1000SVは有線のハイレゾ対応をうたっている製品なのでこの3つの中で一番音質がいいのは当然でしょうね。Q1000との比較となると、apt-x対応というところで若干有利なのかもしれません。
ただ、本製品もまったくダメというレベルではないので、完全ワイヤレスイヤホンの入門機としてはいいのではないかと思います。また、使い方が音楽視聴メインでなくポッドキャスト視聴などがメインであればほとんど気にならないのではないでしょうか。
あと、気になる点はケースから出したときに電源が自動オンにならないことです。他製品ではケースから出すと自動ペアリングまでされるものがありますが、本製品は出したあとに左右それぞれを手動で電源オンしなければならないという面倒さがあります。
ここは日々の使い勝手に大きく影響するので、よく検討されることをおすすめします。
バッテリーのもちについては、まだ届いたばかりなのでわかりません。
使ってみて特筆すべきことがあれば情報を追記したいと思います。
バッテリーケースは容量は少し少なめですが、サイズが小さく軽いのでそこまでヘビーに使うわけではなければ、いいサイズ感ではないかと思います。
本製品はとにかく低コストで完全ワイヤレスイヤホンを手に入れたいという方にいいと思いますので、価格の安いときに手に入れば購入してみてもいいと思います。
[2018/03/13追記]
CHE-615-BKを1日使ってみましたが、何度か右側が途切れることがあったのと、左右の音ずれが発生したのが気になりました。瞬断は仕方ないとして、音ずれは停止・再生では復帰せず、電源のオフ・オンしないと復帰しないので、ちょっと面倒です。完全ワイヤレスイヤホンだと仕方ないのかもしれませんが。
あと、装着感もあまりよくないように感じました。Q1000とかだとイヤーピース部分も小さいので収まりがいいんですけど、完全ワイヤレスイヤホンだとどうしても大きめになるので違和感を感じますね。
音質・コスパで考えるならQ1000、どうしてもケーブルレスにしたいならCHE-615-BKといったところでしょうか。個人的にはQ1000の方がおすすめです。